露出計の不具合がよく報告されていますので、 チェックポイントをご紹介します。 　最初に、底部にある電池ボックス裏面接点の腐食 が原因であることが多いですので、まずはここをチェック してください。 こちらのページをご参照ください。

続いて、このカメラは、絞りリングをＡ(オート)位置にした時に 露出計が動作するようにできています。図の金属板がその スイッチになっています。

この横に長い金属が先ほどの金属板です。赤色矢印の部分が スイッチになっています。この状態がＡ位置で、露出計スイッチがONになった状態です。 左の青色矢印は露出計の指針です。

これがスイッチOFFの状態です。露出計は動作しません。

底部にある露出計です。露出計が動作しているときは、 写真のように、ノコ歯に赤色矢印の指針が噛み合い、絞りを制御して シャッターが切れます。

露出不足や露出計の故障で指針が振れない時、このように 指針とノコ歯が噛み合わず、シャッターは切れないことになります。 露出計の原理はこちらをご参照ください。