フラッシュバルブ特性

 フラッシュバルブとは、マグネシウムフィラメントを酸素で燃焼させて発光させる電球のことです。 ストロボが普及していない時期に使用された閃光球です。一度発光したら使えなくなるのが難点です。 (ストロボは、ストロボリサーチ社の商標です)

 左図は、発光する時間と、光の強さの関係を簡単なグラフで表したものです。ほぼ瞬間的に発光するストロボから、 M級・MF級・F級とピークの時間が遅くなります。主にレンズシャッターカメラに使用されます。 FP級は、発光している時間が長く、フォーカルプレーンシャッター機に使用されます。

 写真が、各種ブラッシュバルブです。大きさにもバリエーションがあります。

 下の写真は、パッケージの裏面にある使用説明です。

 なお、カメラと接続するシンクロ接点については、メールマガジン「甦れ!ジャンクカメラ第25号」をご参照ください。