KONICA C35FD
発売年:1973年
レンズ:HEXANON 38mm/F1.8
サイズ:112×71×61mm
シャッター速度:B・1/8〜1/500秒
重量:約410g
電池:H-C(MR44)型水銀電池 1個
当時価格:31000円(銀)・32200円(黒)
 シャッター速度優先EEの距離計連動式カメラ「じゃ〜に〜コニカ」で有名なC35シリーズの上位機種「すご腕じゃ〜に〜」のニックネームどおりのカメラ。小さなボディーにHEXANON F1.8を搭載している。ファインダーには適性絞り値が指針表示される。ストロボガイドナンバーを設定することによるフラッシュマチック機構も搭載している。それだけではなく、日中シンクロ機構も搭載している。ストロボをアクセサリーシューに装着すると、ファインダー絞り値表示欄に緑色シンクロマークが現れる。これはフォーカシングリング(距離)と共に上下する。被写体までの距離を合わせ、次にシャッター速度を調整して、露出計指針を緑色マークに重ねることで、適性な日中シンクロが可能となる。FDとは、日中シンクロマチック機構を持った高級カメラ(flashmatic & Deluxe)の略。輸出仕様はAUTO S3という名称になっている。

レストア情報
露出計不動
レストア大作戦参照

■銘機の系譜 KONICA C35


作 例