露出計不動のペンＤ２です。まずは、電池室のリード線をチェックです。 案の定、腐食で断線していました。リード線の出ている部分が 短いので再配線は簡単ではありません。（このリード線全部を張り替える場合は 前面の外皮を剥がす必要があります。）

CdS受光部です。前面の円柱カバーがねじになっていますので、それを 取り外すとこのように分解できます。

この露出計は背面にあるスイッチを押している時だけ通電します。写真が 押しボタンスイッチです。このスイッチに接触不良がないかも確認する ことが重要です。

もうひとつポイントがあります。矢印のねじが、露出計とボディーを繋ぐ接点に なっています。ここに接触不良があると露出計に電圧がかからず、露出計不動の 原因になることがあります。