輸出専用機であるC35EFP2にやっと出会えました。 動作には問題ないようでしたので、フィルムを詰めたら フィルムが巻き上がりません。観察すると、スプールが 空回りしているようです。ボディーを開かないと スプールまでたどり着けませんので、分解してみました。

これがスプールです。矢印の部品と軸の摩擦が少ないのが 空回りの原因でした。さて、どうやって摩擦を増やそうか 考えたのですが、答えは簡単でした。矢印の部品の外側に テープを一巻きしただけです。これをスプールにセット することで中心向きにテンションがかかります。そこに軸が 入りますので摩擦が増えるという訳です。以上で、正常になりました。