発売年：1979年 レンズ：標準レンズPENTAX-110 24mm/F2.8（交換式） サイズ：99×44×44mm（標準レンズ装着時） シャッター速度：1〜1/750秒 重量：約170g（標準レンズ装着時） 電池：LR44アルカリ電池またはSR44酸化銀電池2個 当時価格： 　標準セット34000円 　スナップセット41800円 　フラッシュセット41800円 　メジャーセット63200円 　コンプリートセット76150円

レンズ交換式110TTLオート一眼レフカメラ。使用フィルムは110カセットフィルム。露出は開放・中央重点測光(EV3〜17ASA100）プログラムオートで、シャッター速度や絞りの手動設定はできない。レリーズボタン半押しで、ファインダー右下に緑色LED（F2.8・1/30秒以上）黄色LED（手振れ警告）が点灯する。ピント調整は距離リングを回転させるとによるスプリットイメージ上下像合致式。交換レンズは次の６種類が用意された。[標準=24mm/F2.8(5群6枚)・広角=18mm/F2.8(6群6枚)・広角パンフォーカス=18mm/F2.8(6群6枚)・望遠=50mm/F2.8(5群5枚)・望遠=70mm/F2.8(5群6枚)・ズーム=20〜40mm/F2.8(8群8枚)]。専用ストロボ・ワインダーなど様々なアクセサリーも用意された。当時の広告には「世界でひとつ。カセットタイプのシステム一眼・音楽をカセットで楽しむような気軽さで本格的」とある。 　AUTO110改良機してAUTO110 SUPERがある。フィルム巻き上げが１回となり、レリーズを電子式にするなど、各所のアップグレードを行っている。

レストア情報 シャッター動作不安定。カム洗浄で改善。 Restoring tips

作　例 標準レンズPENTAX-110 24mm/F2.8