距離計連動式カメラ。ミノルタV2の後継機で、最速シャッター速度を1/2000秒から1/3000秒へ、レンズをF2からF1.8へ
アップグレードした機種。レンズシャッターカメラで1/3000秒は世界初。ただし、高速シャッターでは羽根が全開せず途中で閉じる仕組みであるため、1/2000秒はF4-F22、1/3000秒はF8-F22が
条件となる。軍艦部には、セレン光電池によるLV値直読式非連動露出計を搭載している。シャッターはCITIZEN OPTIPER-HS。
当時の広告には、「傑作を生みだす完璧のトリオ シャッター・レンズ・LVシステム」とある。このカメラのLVシステムは、
露出計指針からLV値を読み、鏡胴にあるLV値を読み取り値に合わせる方式であり、シャッター速度と絞りをギアで連動させたシステムではない。
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