発売年：1957年 レンズ：MAMIYA SEKOR 50mm/F2.8 サイズ：139×85×72mm シャッター速度：B・1〜1/500秒 重量：約890g 電池：なし 当時価格：セット価格30000円（本体24000円）
	距離計連動式カメラ。撮影の途中でフィルムを交換できるフィルムマガジン方式を採用した異色のカメラ。カメラ底部にあるノブをUNLOCK位置にすると、フォルム室に遮蔽板がスライドし、フィルム室ごと脱着できる。レンズは３群５枚構成。シャッターはSEIKOSHA-MXL。 当時の広告には、「撮影中でも数秒で別のフィルムが使える便利至極の世界的新製品」とある。モノクロフィルムとカラーフィルムを撮影中に入れ替えることを想定したシステムのようだが、あまり普及はしなかった。その原因のひとつが当時のモノクロとカラーフィルムの感度の差にある。マガジンを入れ替えた際、露出を変更することを忘れ適正露出にならない写真になってしまうことがあったと言われる。

レストア情報 シャッター動作不安定。シャッター羽根のクリーニングで改善。 Restoring tips このカメラはmmsoulmmさんのご厚意で試用させていただきました。

作　例