手に入れてから、実際にこれにカメラを入れて撮影したことはないのですが、レンズ付きフィルムをそのまま使うよりは、お洒落だと思います。チラッと見るとクラカメに見えますし、形状からしてレンジファインダー、何やら金属の臭いがしそうです。気になるレンズ？は、LAPITA LENSの35mmのＦ2.8。最短距離0.7m。絞りは2.8〜16。シャッタースピードは、1/1000〜1秒,Ｂ。セルフタイマー付き。

　世の中には、この定価1200円のプラスティック製カバーに、フィルターを付けたり、何万円もするライカ純正ファインダーを装着する人もいるようです。さらには、夜な夜な各部を改造し「疑似ライカ」や「疑似Contax」「疑似Nikon」などに変身させるのですから、楽しみは尽きないものです。私は改造こそしていないのですが、根っからの工作好き、この気持ちは十分に理解できます。古いカメラを愛する人々にとって、どうも遊び心をくすぐられるカバー。これが「クラカメ・カバー」なのです。