1966年に発売になったヤシカエレクトロ３５。この初代カメラが４台も手元に集まりました。（hashさん、udoさん、HIROさんに感謝いたします）どれも同じかと思っていたら、よーく見るとちょっと違う。つまりマイナーチェンジです。そこで、表にして比較してみました。よくあるマイナーチェンジはメーカーの試行錯誤の結果なのか、調べてみると面白いかもしれません。（udoさんからさらに605・608番台の情報もいただきました。）

シリアル番号	605****（７桁）	608****（７桁）	710****（７桁）	809*****（８桁）	811*****（８桁）	812*****（８桁）
シリアル番号 刻印箇所	バッテリーチェックの左	バッテリーチェックの左	バッテリーチェックの左	バッテリーチェックの右	バッテリーチェックの右	バッテリーチェックの右
軍艦部ネジ	マイナス	マイナス	マイナス	プラス	プラス
YASHICAプレート	周り囲み	線なし	周り囲み	上線下線	線なし	線なし
露出警告表示	TURN	TURN	TURN	SLOW/OVER	SLOW/OVER	SLOW/OVER
フィルム感度	ASA400まで 感度が印刷されている金属板の上を拡大レンズ付き風防(プラスチック製)が覆っている。	同左	ASA400まで	ASA500まで	ASA500まで	ASA500まで
距離表示	3 5 10 ∞	同左	同左	2.6 3 4 5 7 10 20 ∞	2.6 3 4 5 7 10 20 ∞	2.6 3 4 5 7 10 20 ∞
その他	1)巻上げレバーが若干スリム 2)巻上げレバー止めビスのデザインが後期のに近い 3)軍艦上部のelectroのレタリングが細い 4)シャッターボタンの出っ張りが約２mm低い 5)裏蓋内側に付いている板バネの形状がＴの字	1)フィルム室のフィルムカウンターリセットスイッチにメッキ処理なし