CANON AUTOBOY TELE 6 DATE
発売年:1988年
レンズ:CANON LENS 35mm/F3.5・60mm/F5.6
サイズ:134×70×47mm
シャッター速度:
[35mm時] EV9.5(1/60秒・F3.5)〜EV15.5(1/350秒・F11)
[60mm時] EV11(1/60秒、F5.6)〜EV17(1/350秒、F19)
重量:約330g
電池:2CR5型リチウム電池1個
当時価格:52800円
 2焦点レンズ切り換えオートフォーカス全自動カメラ「オートボーイテレ6デート」。フルサイズ(24×36mm)とハーフサイズ画面(17×24mm)に切り換えることができる。切り替えスイッチがフィルム室内にあるため、撮影途中での切換はできない。フィルム巻き上げはオートローディング。シャッターは絞り兼用電磁駆動電子制御プログラム式。軍艦部にあるバルブ(B-4)スイッチを押しながらシャッターを押し続けることで、最長4秒までのバルブシャッターが使用できる。底部には小さなチルトスタンドがあり、(セルフタイマー使用時など)カメラを置いた時のボディー角度を調整できる。日付だけではなく、成長記録も写しこめるオートデート機能が付いている。(オートデート機能のないバージョンもある)当時の広告に「突然レンズ」とあるように、シャッターを押した瞬間にレンズが飛びだしすぐに引っ込む、びっくり箱のような機構を持つ。別売りのキヤノンAFテレコンバーター(8000円)を使用すると110mmまでの望遠が可能で、6焦点が利用可能となる。

 wakohon69さんから、このカメラは「縦位置画面(ハーフ)で日付が水平に入る」という情報いただきました。確かにこれは特筆すべきことだと思います。また、構造は違いますが、「FUJICA AUTO-8 QD TATEYOKO は、縦位置でも横位置でも、日付が水平にはいる機能を持ったカメラ」という情報も併せていただきました。ありがとうございました。

レストア情報
不具合なし。


作 例
(ハーフサイズで撮影)